本書は、2012年から2013年にかけてストックホルム近代美術館 (スウェーデン)、ノルトライン=ヴェストファーレン州立美術館 (ドイツ)での個展「Wolfgang Tillmans」開催に伴い刊行。展覧会は約20年分の写真作品が展示され、当時作家にとっては過去最大規模のものであった。本書は、その展覧会でインスタレーションの一部として会場に設置され、来場者にのみ配布された、一般市場で入手が出来ない貴重な1冊。 240ページで内容もかなり良いです。開封して1度見たくらいてすので、ほぼ新品です。 ヴォルフガング・ティルマンス(Wolfgang Tillmans、1968年)はドイツ出身の写真家。ロンドンとベルリンを拠点に活動する。2000年にターナー賞を受賞。 ———— 人は誰でも歳をとるし、僕も歳をとった。変わるべきものはあるだろうし、変わらないものもあるだろう。でも歳をとったからといって、遊ぶことをやめたりはしない。人は自由でいたいと思うし、ダンスが好きで、自然の中にいること、セックスすること、話すこと、自分自身でいること、自らを表現することはやめられない。 重要なのは、人間は経済原理だけで動くわけではないということだ。社会はもっと働いて、お金を儲けて、消費せよ、とプレッシャーをかけてくる。公共空間もどんどん私有化されているから、公園でも自由に座れなくなるかもしれない。僕はできたらそういったシステムから脱却できないか、と考えている。クリエイティブなファッションブランドなら支持するけれど、ステイタスだけを追い求めるようなものならいらないと思っているんだ。(ヴォルフガング・ティルマンス) ———— ブルース ウェイバー ライアン マッギンレー ryan mucginlay ヴォルフガング・ティルマンス Wolfgang Tillmans #ヴォルフガング・ティルマンス Alec Soth William Eggleston Ryan McGinley Wolfgang Tillmans Larry Clark nan goldin harmony korine stephen shore todd hido robert frank dash snow Valerie Phillips zine Amber is for caution h42